カルチャー

徒歩で行くびわ湖テラスの楽しみ方!「帰りはロープウェイでOK」登山系YouTuberみそしるえがおさんが伝授!

【徒歩で行くびわ湖テラス】

滋賀の絶景スポット「びわ湖テラス」。
山頂まで日本最速のロープウェイでビューンと5分!
「でも、登山で行けば片道0円なんですよ」。
滋賀の山を知り尽くした登山系ユーチューバーの
みそしるえがおさんが力説するのでした。

「行きは登山で、帰りはらくらくロープウェイで降りてくればOKっすよ」
え、徒歩でいけるの?山すごい高いけど大丈夫?
滋賀一番の山頂の映えスポットまで歩くの?
(しかも片道0円)……ぜひともその楽しみ方を教えてほしい!

というわけで、しがトコ編集部たっての願いで、
みそしるえがおさんに「徒歩でびわ湖テラス」の魅力を教えてもらいました。

そもそも「びわ湖テラス」は山頂です

びわ湖テラス

見てください、天空の映えスポット!絶景!
ここに、徒歩で行こうというのが今回の企画。

ロープウェイ

全面ガラス張りの最新型ロープウェイで
山頂までひとっ飛び!そんなびわ湖テラスの思い出を
胸に持つみなさんも多いのではないでしょうか。

みそしるえがおさん

この高い山を自らの足で登る…!
いったい何時間ぐらいかかるのか。
いったいどんな景色が待っているのか?
今回は、みそしるえがおさんのYouTube動画をもとに、
その道のりを記事化してご紹介していきます!

8:30登山開始!いざ、びわ湖テラスへ

登山スタート

「ゴールデンウィークにさくっと登って動画撮ってきますねー」
と、フットワーク軽く山登りをするのが、
みそしるえがおさんの良いところ。

時刻は朝の8時30分

時刻は朝の8時30分。ここから目標2時間30分で
びわ湖テラスがある山、蓬莱山を登ります。

出発

登山口に一番近い駐車場「11番」に車を停めて
「キタダカ道」からびわ湖テラスヘ、いざ出発!

なぜ登山で観光地を目指すのか?

山を歩く

ルート的には険しい箇所もなく、
運動できる服装と靴があればOK。
スタート地点周辺はゆるやかな山道が続きます。

語るみそしるえがおさん

静かな山の気配に包まれて、
「人生初の登山が、この蓬莱山だったから」と、
語りモードに入るみそしるえがおさん。

「このルートは本当に静かで。
鳥の声、水の音を聞きながら
びわ湖テラスに行けるのが、醍醐味のひとつ」。
人混みが苦手なひとにも徒歩ルートはおすすめです。

歩きはじめて20分。ここからは、大きめの
ゴツゴツとした岩が出てくるので足元に注意して進みます。

「初登山は8年前だったかな?登りでバテてしまったので、
帰りはロープウェイを使ったんです」。
しんどくなったらロープウェイがある!そんなことを
頭に入れておくだけでも安心感があると話すみそしるえがおさん。

道中には「天狗杉」や「クロトノハゲ」エリアも

歩きはじめて60分。
目の前には「天狗杉」と名付けられた
立派な大木が!かなりの迫力です。

過去の台風でなぎ倒されたままの
倒木エリアを通過しながら、
山頂を目指して進みます。

時刻は9時50分。
出発からちょうど90分ほど。
この先には「クロトノハゲ」エリアが。

名前の通り、草のない砂地。
ここを過ぎると目の前に見えるのは……

登った先に広がる絶景も登山のお楽しみ

「良い感じ!ここは見晴らしが良いですね〜」と、
砂地のクロトノハゲを越えると、
そこには開けた世界が広がっていました。
しばし涼しい風に吹かれながら小休憩タイム。

「ほら、山頂に見えるのがびわ湖テラス」。
まだまだ先は長いような…いや、短いような。
とにかく山頂を目指して進む、進む。

このあたりにくると、傾斜も少しきつくなって
さすがのみそしるえがおさんも息があがってきました。

が、傾斜をのぼった先にはさらなる絶景が待っていました!
これぞ登山の醍醐味!風が吹き抜けて、鳥の鳴き声が響き渡る。
地球の丸さを感じる壮大なスケールを独り占めです。

ロープウェイのお客さんとも目が合う登山道

山頂付近に近づくと「びわ湖テラス」を往復する
ロープウェイ がすぐ横を通り過ぎていきます。

「びわ湖テラス」を目指し、てくてく歩くみそしるえがおさん。
言葉数も少なくなってきました。

見上げると、すぐそこにロープウェイのお腹が。
「あ、ロープウェイから手を振ってくれている人がいた!」
疲れたこのタイミングで、誰かに手を振ってもらうだけでも力になります。
さあ、ここからラストスパート!

到着後のご褒美!浮いたお金でランチもちょっと贅沢に

歩き始めて2時間15分。もう頂上は目の前です!
ロープウェイに並ぶ人の姿も確認できる距離に。

階段を登った先がゴール。
頂上には「びわ湖テラス」に訪れている観光客の姿がいっぱい!
登山中に何度も横を通過していたロープウェイには
たくさんの人が乗っていたんですね。
(ちなみにロープウェイは121人乗り!)

歩いて登る醍醐味は、静かで人もいないところ。
自然の音を感じながら
自分のペースで、自分の足で。


滋賀一番の映えスポット「びわ湖テラス」から
眼下に広がる景色を見つめてみると
「ここまで歩いて来たんだなぁ」という達成感!
時刻はちょうどお昼前。
登山でエネルギーを消費した体は空腹に。
となったら、ランチは外せない重要事項です。

ロープウェイの往復料金は大人なら3,500円。
行きは登山、帰りはロープウェイを利用するなら、
浮いたお金で「ランチも強気に行ける!」と
フライドチキンバーガーセット(1,600円)を意気揚々と注文する
みそしるえがおさんなのでした。

「歩いてびわ湖テラス」全編はみそしるえがおさんのYouTubeで!

お出かけスタイルの観光客で賑わう山頂で、
ひとり登山風スタイルが目立つものの、
あたりを見回すと、あれ、あの人ももしかして
歩いて登ってきたのかも…!
そんなオーラを放つ人の姿もちらほら。
“歩き組”だからこそわかる暗号みたいな感じで、
それもちょっとしたお楽しみ。

「徒歩でびわ湖テラスってどんな感じなんですか?」
しがトコ編集部のふわっ〜とした質問から実現した今回の企画。
全編はみそしるえがおさんのYouTubeで公開されていますので
気になる方はぜひご覧ください。

滋賀の山はもちろん、さまざまな山の魅力を発信する
登山系ユーチューバーみそしるえがおさんの足なら、
山頂までは2時間30分で到着できましたが、
初心者のかたなら3時間程度はみておいたほうが良さそうです。

蓬莱山は険しい道が少ないとはいえ山に入るときは、
登山に適した動きやすい格好で、足元は運動靴。
そして水分補給などの準備もしっかりして挑戦してくださいね!

みそしるえがおさん、ただいま滋賀の山をぐるっと一周中!

ちょうどこの原稿を書いている今、
滋賀一周トレイル、略して「シガイチ」という
滋賀県境の山を一周するトレイルに、たったひとりで挑戦中です。

滋賀県の周りには、単独でも魅力的な山がたくさんあります。
比叡山、比良山、高島トレイルに余呉トレイル、奥伊吹の山々、伊吹山、
そして100kmにも及ぶ鈴鹿山脈。これらを全部つなげて、
ぐるっと一周できたら、どんなに楽しいだろう。滋賀の魅力的な山々を、
全国の、全世界の人々に知ってもらえる、そんなトレイルができたらどんなに素晴らしいだろう。
そんな思いから、このプロジェクトは始まりました。その名も「滋賀一周トレイル」
(『滋賀一周トレイル』webより抜粋)

なぜ、自分でも挑戦するのかはわからない。
ただ、「山が楽しいという気持ち」それだけを追い続けていたら、
「シガイチ」をやってみたくなったと話すみそしるえがおさん。
山に挑む事前準備を整えて、5月のある日、浜大津から時計回りに
滋賀の山を一周するトレイルに出発しました。

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いまは、どこの山にいるのでしょうか。
気になる方は、みそしるえがおさんの
Instagram
で随時シガイチの様子がアップされているので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
一周を終えて帰ってくるのは6月半ばの予定。
しがトコ編集部は引き続き、みそしるえがおさんの
滋賀の山への挑戦を追いかけます!

(文 しがトコ編集部 写真 「みそしるえがお/山・キャンプ・滋賀」YouTubeより抜粋)

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