【七曲がりフェスタ/滋賀県彦根市】
彦根城下町と中山道を結ぶ街道に
“七曲がり通り”と呼ばれるエリアがあります。
その名の通り、幾度も道が曲がるこの一帯は
『七曲がり仏壇街』と呼ばれており、
彦根の伝統産業である『彦根仏壇』を作る、
歴史ある店舗が軒を連ねます。
この七曲がりで、この時期の定番イベントとなりつつあるのが
『七曲がりフェスタ』。
第5回目となる今年の開催は10月8日(日)!
仏壇の街ならではのイベントや企画が盛り沢山。
今年は滋賀大生とのコラボレーションで、
例年以上にワクワクする”新体験”が待っているとか。
仏壇の街ならでは!ここでしかできない体験が盛りだくさん
『仏壇街』なんて聞くとちょっとお堅いイメージもわきますが、
意外にもポップで、ワクワクする新体験がたくさん!
今年は”滋賀大生×彦根仏壇”ということで、
若い感性と伝統が合わさり、新しいモノや企画が誕生するそうですよ。
試作段階の貴重な画像を少しだけご紹介します。
このシンプルな箱が、スマホのスピーカーになるのだそう!
どのように聞こえるのか気になります。
こちらは『職人が手がける伝統工芸トリックアート』の試し撮りの様子です。
小道具のクオリティの高さにびっくり!さすが伝統工芸の職人技ですね。
今回のために特別に作られたという、なめらかな曲線が美しいカエルさん。
こんな個性的なトリックアート、他にはありません!
こちらは『極楽浄土疑似体験』を試験してる様子です。
なんだか楽しそうですね~!
チーム対抗の『仏壇組み立て競争』、『七曲がりガチャ』なんて
若者ならではの企画もあります。
大人も子どもも気になるワードがポンポン飛び出してきて、
これは期待大です!!
もちろん七曲がりならではの伝統的な技も見て、体験できます。
木地師、宮殿師、彫刻師、漆塗師、金箔押師、蒔絵師、錺金具師と呼ばれる”仏壇七職”。
この仏壇七職と、他にも伝統工芸の実演、体験コーナーもありますよ。
(写真提供:彦根仏壇事業協同組合)
こちらは近江上布の実演&体験の様子です。
新旧どちらも同時に楽しめるのが、このフェスタの大きな魅力の一つですね。
子ども達に大人気の『ようかいさんぽ』。今年は薄暗い蔵の中に登場!
子ども達に大人気のプロジェクションアート『ようかいさんぽ』。
こちらはぜひ動画でご覧ください!!
音楽に合わせて飛んだりはねたりしているのは、
地元の子どもたちが描いた妖怪達。
今年は薄暗い蔵の中での開催!
わくわく楽しいこのアートを、ぜひたくさんの方に体感していただきたいです。
地元飲食店も多数出店!町家が残る風情ある町並みで食べ歩きも楽しそう
七曲がりには今も江戸時代の町家などが残り、風情ある町並みも楽しめます。
こちらはなんと大正時代の建物だそう!
レトロな看板も雰囲気があって素敵ですね。
こんな町並みを食べ歩きしながら散策できるのも、
この『七曲がりフェスタ』の醍醐味の一つ!
(写真提供:彦根仏壇事業協同組合)
メイン会場の「七曲がり広場」や周辺には、今年も地元彦根の人気店が集合します!
行列ができる名店の味も、この機会に気軽に味わうことができますよ。
一部ですがご紹介していきます。
近江牛を使った特大ハンバーガーの名店
『Sun-Burger & Hikone-Crepe』と姉妹店『DON DOG』のコラボや、
初出店の『チーズと燻製のお店 とぅるーぶるー』にも注目!
今回の七曲がりフェスタでは、自家製燻製を使ったサンドが味わえるそうです。
『大分中津からあげ ぶんごや分家 福から』さんの唐揚げは肉汁だっぷり!
唐揚げは食べ歩きにもぴったりですよね。
他にも彦根の人気店が集結するので、ぜひお腹をすかせてきてくださいね!
新旧が結びついた”仏壇の街”のこれからが楽しみになるフェスタ!
伝統と若い感性が合わさり、どんどん進化していく『七曲がりフェスタ』。
大人も子どもも楽しめて、刺激たっぷりの1日になること間違い無しです。
足を運んでみてはいかがでしょうか?
(写真提供:中塚智子)
「七曲がりフェスタ」を地図でみる
最寄りは近江鉄道本線・彦根口駅!
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