カフェ・お店

自転車で人生を楽しもう!高島をめぐる拠点『高島陣舎』

【高島陣舎/滋賀県高島市】

色とりどりの自転車が、歴史ある町並みの中で存在感を示す。

滋賀県高島市『高島陣舎』は、本格的な自転車販売店ながら、
カフェや民泊施設も備えた、高島観光の拠点としてぜひ訪れたいお店。

お店のある高島市勝野地区は、
かつては『近江大溝城』の城下町として繁栄したエリア。
今でも、江戸初期創業の老舗鮒寿し店や造酒屋が軒をつらね、
その町並みには、歴史の趣を色濃く感じられます。

このゆったりとした時間の流れる場所に、
今年、移転してこられました。

自転車の販売修理、レンタサイクルもOK!

店頭

店頭には、さまざまな種類の自転車が並んでいます。
本格的なスポーツタイプの自転車は、速さを追求した機能的なデザインが美しく、
思わず見つめてしまいます。

店内
お店の棚には、自転車屋さんらしくカラフルな自転車のパーツがあふれんばかりに。
いったい、何に使うの?好奇心がくすぐられます。

ミニベロ
こちらは乗り心地のよさそうな、ヨーロッパ風のデザイン。
パステルカラーの自転車は、乗るところを想像するだけでワクワクしますね。

こちらでは、自転車の販売・修理だけでなく、レンタサイクルもOK!
ここで自転車を借り、高島の歴史ある町並みををめぐるのはもちろん、
滋賀でも有数の絶景スポット『白鬚神社』に行く人も多いそう。

カフェに民泊も。お客様を迎えるこだわりの店づくり

お茶セット
『高島陣舎』は、美味しい滋賀の味を楽しめる
カフェも併設しています。

『Tea Space Jinya』では、
「米どころ、茶どころである滋賀の力になりたい」という思いから、
お米とお茶を中心としたメニューを提供しています。

メニュー
思わず目が惹かれる、手書きの看板。

サッと手軽に食べられる”ライスドッグ”や、
滋賀で一度は味わいたい”ビワマス”を使ったメニューも!
高島を訪れるサイクリストの食事にも最適です。

2階の窓
2階の民泊スペースの窓からは、街道の様子を眺めることができます。
城下町として賑わっていた江戸時代の面影を感じられるこの場所で、
ゆっくり一泊するのもいいかもしれませんね。

石鹸
環境問題に配慮した、手作り石鹸の販売も。
パーム油を使わず、米油を使って作っています。

自転車に、カフェ、民泊に素敵な石鹸まで。
多彩なお店づくりに、足を運ぶたびに新しい魅力を発見できます。

元BMX選手が営む自転車店。若者へあたらしい遊び方の提案を

佐川さん2
店主の佐山恭一さんは、滋賀県大津市出身。
2020年東京オリンピックの公式種目でもある競技自転車、”BMX”の元選手でもあります。

学生時代はBMXに青春を捧げ、社会人になってからは自転車メーカー、
自転車部品の卸問屋での仕事を経て、お店をオープンしました。

佐川さん
長く自転車にたずさわり、
体全体で「自転車が好き」と言っているような佐山さん。

飾ったところがなく、あくまで自然体。
自転車のことならなんでも気さくに相談に乗ってくれそうな人柄も魅力です。

BMX
そんな佐山さんは、今、BMXやスケートボードを楽しめる場所を作ろうと活動中。
その名も『スケートパーク エレファントタカシマシ!』

「まず、場所を作って遊び方の提案をしたいと思います。
若い人たちに、体を使って遊ぶことを知ってほしいです」と佐山さんは話します。

インスタグラムのアカウントがあるのでのぞいてみてくださいね。

自転車で高島を楽しむ拠点に。

外観
自転車を中心にして、人生の楽しみ方を提案する『高島陣舎』。

自転車を借りて高島を楽しむ拠点にするのもよし、
お茶を飲みに訪れるもよし、
いろいろな楽しみ方ができるお店です。

高島に来たら、ふらりと訪ねてみてはいかがでしょうか。

(写真・文 若林佐恵里)

記事公開日:2019年11月16日/最終更新日:2021年6月14日

『高島陣舎』の店舗詳細

住所
滋賀県高島市勝野1330番地【→地図】
営業時間
午前10時~午後4時(月~金)
午前10時~午後6時(土~日)
定休日
水曜日(不定休有り)
電話番号
090-3059-3196
公式サイト
高島陣舎

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