【トトロの森／滋賀県米原市】
2009年に全国放送のテレビ番組で取り上げられ
一時期話題になった米原市の住宅街にあるという『トトロの森』。
そう、日本人なら誰もが知っているといっても過言ではない
あのスタジオ・ジブリの『となりのトトロ』です！
そのトトロをモチーフにした森が、米原市にあるというのです。
今は一体どうなっているのだろう、と
ふと興味がわいてインターネットで調べてみるも、
どれも古い情報ばかり。
まだ実在するの？どんな場所にあるの？
いろんな思いを抱きながら、早速行ってきました！
住宅街の奥に噂の『トトロの森』を発見！
昔の情報を頼りに米原駅から徒歩20分ほどの住宅街の中を歩いていくと、
『トトロの森』を発見！！
テレビの放送から8年も経っているのに、
まだ実在していていました！
嬉しくなって駆け寄ってみると、作られた当時のまま
残されている様子がうかがえます。
レトロな雰囲気で、トトロの世界観にぐっと引き込まれていきます。
こちらの細長い小屋はかなり古びていますが、
絵は本格的？本家によく似ていますよね！
中を覗いてみると、トトロからのクイズが並んでいました！
しかし、床は落ち葉でいっぱい、屋根の隙間からも木の枝が
入り込んできていて、ちょっと一人で入るには勇気がいる雰囲気、、、
こんな可愛い看板もあって、
思わず写真を撮りたくなってしまいます。
ちなみにこの『トトロの森』はスタジオジブリに
「連絡済み」とのことです。
可愛いゲートをくぐって丘の上へ！
バス停と細長い小屋の間にはゲートがあり、
そこから丘の上へ登っていけるようになっています。
順路はトトロが教えてくれるので安心！
こんなところまで、手がこんでいますよね。
そして大きな岩に描かれた、大迫力の『猫バス』と、
大きな『トトロ』にたどり着きました。
上にちょこんと乗っているメイちゃんとサツキちゃんがとっても可愛い！！
サツキとメイの目線まで登ってみると、
米原市を一望！ ！
新幹線や電車も見えて、とても眺めが良い特等席だったんですね。
新幹線から見えている？こんな人も”トトロの岩”を楽しみにしていました！
実はこの山の上のトトロの岩、
新幹線の中から見えるという噂を耳にしました。
全国放送のテレビ番組で取り上げられた時は、
「東海道新幹線から見えるトトロは何だ？」ということで紹介され、
当時話題になっていたそうです。
ちょっと調べてみると、こんなツイートを発見！！
今日も米原のトトロ見れました！
大阪に着いたよーーー🌈 pic.twitter.com/647it3Kwvd— aiko official (@aiko_dochibi) 2017年6月23日
なななんと、歌手のaikoさんが米原のトトロについて
つぶやいていました。
（動画は可愛いaikoさんだけで、トトロは映っておりません。）
やはり新幹線の中から見えるんですね！
次回、東海道新幹線に乗って米原を通過する時は、
ぜひこの”トトロの岩”に注目してみてください。
小さなメイちゃんとサツキちゃんが
手を振っているかもしれませんよ！
米原駅から徒歩約20分！着くまでもワクワクする『トトロの森』までの道のりをご紹介
米原駅東口を出て、米原署を通り過ぎ、
米原高校へ向かう途中にある”さくらが丘”という住宅街に
『トトロの森』はあります。
住宅地に近づいてくると、
飛び出し坊やならぬ、飛び出しメイちゃんが！
レインコートを着ているメイちゃんや、
トトロとまっくろくろすけも一緒のものまで！
こちらはトトロがメイン！
発見すると思わず笑顔になって、森までの道のりもワクワクしっぱなしです。
住宅街の地図までトトロでいっぱいです！
お父さんや療養中のお母さんまで登場していて、
書かれた方の優しさを感じますね。
もしかしたらトトロに出会えるかも？
バス停やゲートは森にすっかり馴染んでいて、
映画の中に入り込んだような気分にさせてくれます。
ゲートをくぐって森の中へ入っていくと、
本当にトトロに出会えそうな気がしてくるから不思議です。
「トトロの森はふれあい活動によりみんなで作ったふれあいの森です。」
と書かれた看板がありました。
ほっと優しい気持ちになれる、素敵な街ということが伝わってきますね。
童心に返り、トトロを探して探検しているような気分で、
とても楽しいひと時を過ごすことができました。
皆さんも米原に来られた際は、ちょっと足を伸ばして
トトロを探してみてはいかがですか？
住宅街ですので、見学する際は周辺住民の方の
ご迷惑にならないようお気をつけくださいね。
（写真・文：鎌田 遥香／ 企画編集：しがトコ編集部）
『トトロの森』を地図でみる
JR米原駅から徒歩約20分！
→大きい地図で見る
『トトロの森』のデータ
- 住所
- 〒521-0091 滋賀県米原市岩脇300-49のさくらが丘公民館付近の森（→地図）
- 注意
- 住宅地のため、見学や撮影は住民の方のご迷惑にならないように注意しましょう
