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琵琶湖博物館が7/14リニューアルオープン!内覧会の様子を40枚の写真で一挙紹介!

この記事は2016年7月の「琵琶湖博物館第一期リニューアル」の紹介記事です。2020年10月の「琵琶湖博物館第三期リニューアル」での全貌は最新記事をご覧ください!

ここまで6年!『琵琶湖博物館』リニューアルがついに完成!そのすべてをお伝えします!!

【琵琶湖博物館内覧会レポート!】

今年、20周年を迎える琵琶湖博物館が、2016年7月14日にリニューアルオープン!
世界でも有数の古代湖・琵琶湖の魅力がわかる展示物や、古代湖の生き物も登場。
関西初のバイカルアザラシもやってきます!

リニューアルオープン直前の7/12に行われた
プレス向け内覧会にしがトコ編集部が潜入。
見所満載の館内の様子を、40枚の写真とともにたっぷりお届けします!

入り口だけでも、すでにわくわく!

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琵琶湖博物館が2016年に20周年を迎えて大幅リニューアル!
いったいどんな風に新しくなったのか?期待が膨らみます。

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エントランスには、リニューアルオープンのイメージビデオが。
キャッチコピーは「びっくりわくわくこんにちは」
略して“びわこ”なのです!

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入ってすぐお出迎えしてくれるのは、
画家、イラストレータ、絵本作家として活躍する
MAYA MAXX(マヤ マックス)さんの描いたビワコオオナマズ!

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小さなプランクトンからバイカルアザラシまで、
どれも個性的な作品ばかり!

ヨシ原と田んぼの中の世界を五感で体験!

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そして、リニューアルした展示室へ。
まずは背の高いヨシトンネルを通って進みます。
ジャングル探検に出発するみたいで、ドキドキ。

この展示ゾーンでは、ヨシ原の中の世界や
田んぼの中の生き物や暮らしがジオラマで紹介されています。

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しがトコ編集部員がじっと見つめているのは、田んぼの中で暮らす生き物たち。
巨大な20倍サイズで展示されているので、迫力満点!

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これ、小さくみえますがじつは壁面いっぱいの巨大展示。
田んぼの四季と、そこで暮らす生き物の写真が
見事なバランスでコラージュされ、思わず見入ってしまいます。

森に住む生き物たちの声が“見える”展示

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川から森への展示ゾーンへ!
ここでは、琵琶湖と川や森とのつながり、
そこに住む生き物と人との関係が紹介されています。

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天井を見上げると、巣作りをしている鳥が!
360度ジオラマの世界が広がります。

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「樹皮を食べられてしまって、枯れてしまいそうだよ!」リョウブ(写真右)
「増え過ぎたらやっかいものになっちゃった。どうしたらいいんだろう?」シカ(写真左)
森に暮らす生き物たちの本音がぽろり。

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森の土の中をのぞくと・・・「ぎゃ~!」と思わず声が出そうな
リアルな幼虫やミミズがこれも20倍サイズで!

今と昔の暮らしが比較できる!

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琵琶湖博物館といえば、この展示!
60年代から平成まで、年代ごとの流行がひと目でわかるレコードやゲーム、
雑誌や電化製品などがずらりと集められたコレクター魂をくすぐる展示。
リニューアル後も、こちらのコーナーは健在です!

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今の便利な暮らしが体験できる、新しい展示エリアもできました。

「滋賀県は生き物の宝庫」を実感!

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そして、お次は生き物コレクション展示コーナーへ。
この巨大トンボが目印です!

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カイツブリ、シラサギ(ダイサギ)、カルガモ、カワウ。
「これ田んぼで見た!」「川によくいる!」
そんなおなじみの鳥から、珍しい鳥まで大集合。
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こちらは野生の生き物たちがズラリ!
滋賀県ってこんなに生き物がいるんだなぁとしみじみ。

琵琶湖の生き物展示ゾーンへ

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魚のトンネルを抜けて、琵琶湖の生き物ゾーンへ。
ちなみに、このトンネルは水中の音がリアルに聞こえる仕組み。
立命館大学の学生さんが開発したのだそう。

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さっそく、さわれるビワマスを発見!レプリカながら本物そっくりなので、
おそるおそる、指先でツンツン触るしがトコ編集スタッフ。

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スイスイ泳ぐこちらは琵琶湖固有種の「ビワヒガイ」「オオガタスジシマドジョウ」。

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こちらは北アメリカ原産の外来種「ミシシッピアカミミガメ」。
固有種や外来種など琵琶湖にすむ生き物の生態がわかります。

琵琶湖の魚はおいしいぞ!

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さらに進むと川魚屋を発見!「ヘイ、いらっしゃい!」と
威勢の良い声が聞こえてきそうな魚屋店長(右)

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じつは琵琶湖博物館の名物学芸員・金尾滋史さんが扮する等身大パネル。
せっかくなので等身大パネルとご本人(左)と一緒にパチリ。
ここでは、食べられる琵琶湖の魚を紹介しています。

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こちらは世界初(?!)鮒寿司の匂い展示。
気になる方は、ぜひ匂い体験してみてください!

細かすぎて伝わらない?!琵琶湖の魅力がここにも!

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「細かすぎて伝えにくいのですが、ぜひ男性トイレへ!」
という学芸員さんの声につられて、ぞろぞろとトイレの中へ。

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トイレの壁が繰り抜かれていて、
よくみるとその奥に魚がスイスイと・・・。
この他にも細かすぎて伝わらない演出が館内に
いくつかあるのだそうで、こちらも探してみてくださいね。

日本初のバイカル湖コーナーも!古代湖の世界は必見!

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そして「古代湖の世界」へ!

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ロシアのバイカル博物館協力のもと
日本初となるバイカル湖コーナーが新設!
みたこともない古代湖にすむ生き物が展示されています。

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チョウザメやガーなど
こちらも古代湖にすむ生き物たち。
ちょっと怖い顔ぶれですが、見応えたっぷり!

子どもに嬉しいふれあい体験コーナーも!

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そして、ふれあい体験教室もありました!

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ザリガニを手でつかむ体験もできます。

琵琶湖を支えるミクロの世界を体験

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お次は琵琶湖の生態系を支えているミクロの世界へ。

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ずらりと顕微鏡がならぶカウンター。
ここは「ミクロバー」。今日の琵琶湖のプランクトンを
自分で見ることが出来ます!ここで見たプランクトンは、
写真のお持ち帰りもできてお土産に嬉しい!

風船みたいに丸い!バイカルアザラシ登場!

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そして、そして、ついに!お待ちかねのバイカルアザラシ登場!
カメラ目線で泳ぐのはメスのマリーちゃん。
大きな目と風船みたいな丸い体が可愛らしい!
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水面に鼻を突き出してみたり

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辺りをきょきょろ見渡してみたり

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ころ~ん。お腹を上にしてみたり
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またきょきょろ。大きな目で見つめる先には
オスのバイくんの姿が!

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ぷか~と直立するマリーちゃん。左はオスのバイくん。
じつはメスのマリーちゃんは、オスのバイくんよりも
20kgほど体重が重たいのだそうです。


こちらの動画では、風船のようにぷかぷかと気持ちよさそうに浮かぶ
マリーちゃんの姿が確認できますよ。

おわりに

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いかがでしたか?リニューアルされた琵琶湖博物館は、
これまで以上に琵琶湖のことがよくわかる展示内容になっています。
大人から子どもまで、1日かけてたっぷり楽しめる、
もちろん学んで、体験もできる充実の施設です。

400万年の歴史をもつ琵琶湖は、バイカル湖、タンガニーカ湖につづく
世界三代古代湖のひとつ!世界に誇る古代湖としての琵琶湖の魅力にも出会える、
リニューアルされた琵琶湖博物館へ、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。
バイカルアザラシのバイくんとマリーちゃんもお出迎えしてくれますよ!
そして、琵琶湖博物館でたっぷり見て、体験して、感じたあとは
「さぁ、ほんものの琵琶湖(フィールド)へ出かけよう!」

(文:亀口美穂 写真:林正隆)

「琵琶湖博物館」を地図でみる

博物館利用で駐車場無料!

滋賀県草津市下物町1091

→大きい地図で見る

「琵琶湖博物館」のデータ

住所
〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091 (→地図
電話番号
077-568-4811
観覧料金
・常設展示 750円(大人)/400円(高校・大学生)
・琵琶湖博物館常設展示・みずの森共通券 850円(大人)/520円(高校・大学生)
※小学生・中学生は無料
営業時間
9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日
月曜日(月曜が祝日の場合は開館)
公式サイト
http://www.lbm.go.jp/index.html/
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