【自転車で近江鉄道】
自転車で颯爽と改札を通り抜け、自転車でホームに降り立つ。
滋賀県民には“ガチャコン“の愛称でお馴染みの『近江鉄道』。
のどかな田園風景の中を、ガチャン~ゴトン~と揺られるのは
ローカル線ならではの風情があります。
その“ガチャコン“に、自転車のまま乗車できるサービスがあると聞いて、
さっそく挑戦してきました!
まずは「大学前駅」からスタート
というわけで今回は、ママチャリでの子守りに限界を感じた2児のパパに、
ガチャコンを使った子守りをかねて挑戦していただきました。
名付けて『ガチャもり』です!
子どもをママチャリに乗せて、いざ、ガチャもり親子旅へ出発!
さて、それでは、ここから自転車親子旅がスタートです!
やってきたのは「大学前駅」。
AM9:28 ようちゃん(3歳)とあっちゃん(1歳)をママチャリに乗せ、駅のホームへ。
「電車まだかな~?」
自転車に乗って電車を待つって、なんだか不思議な感じがしますね。
電車に乗り込んだら、まわりの迷惑にならないよう
自転車はしっかりと握っておきましょう!
子どもたちは窓の外に興味津々。
いつもはクルマで走る町も、電車から眺めると違った雰囲気に感じます。
わずか数分で「八日市駅」に到着!
AM9:34 八日市駅に到着です。
足元に気をつけながら電車を降ります。
改札も自転車に乗ったまま通れちゃいました(笑)
ホームによっては階段を渡る必要があることも。
これは結構大変なので、事前に調べておいたほうがよさそうです。
「お~い!待って~」パパより先に歩くようちゃん。
新しい町に降り立ったワクワク感ってありますよね!
八日市駅下車。商店街をママチャリでぶらり
まずは八日市駅前にある本町商店街に行ってみました。
古い商店の中に、新しい感覚を活かしたお店がいくつも誕生している本町商店街。
こちらのパンカフェ「KOKON」もそのなかのひとつです。
コーヒーでも飲みながらゆっくりしていきたいところですが
子どもたちは待ってくれません。。
商店街を抜けたところに風格を感じる店構えの和菓子屋さんを発見!
ここで子どもたちが大好きな三色団子をGETしました。
少し走ると今度は神社。
延暦2年(783)の創建と伝わる日吉社系の古社です。
「事故なくサイクリングができますように」
八日市図書館にも立ち寄り、ちょっとひと休み。
約1時間半をかけて、八日市駅に戻ってきました。
今回は金土日・祝日に使える「1デイ・スマイルチケット」を
利用しているので近江鉄道1日乗り放題!
せっかくなので、もっと遠くまで行ってみます!
さらに電車に揺られ、五個荘まで足を伸ばしてみました
AM11:11 八日市駅乗車。
車内で食べるお団子、おいしそう!
AM11:18 五個荘駅下車。
駅の近くにあった五個荘中央公園へ。
身体も時間も使って遊びました!
公園を出発し、五個荘のまちへ。
ここは近江商人発祥の地。
風情ある街並みが残っています。
「あ!魚が泳いでる!!」
金堂町の水路を優雅に泳ぐ立派な鯉。
ぶらり旅で子どもたち爆睡
新しい発見の連続に子どもたちもすっかり満足したのか
気づけばふたりともぐっすり寝てしまっています。
どんな夢を見てるのかな。
しばらくこのままそっとしておいて、パパも少しひと休み。
目覚めるとまた元気いっぱいの子どもたち。
急かされるまま走り出し、もうしばらくママチャリの自転車旅は続くのでした。
近江鉄道のサイクルトレイン
自転車が乗り入れできる近江鉄道の「サイクルトレイン」は、
乗車料金だけで、自転車は無料で車内に持ち込めるサービス。
(平日は9時~16時、土日祝は終日※年末年始を除く)
緑色の駅が、自転車持ち込み可能駅。
グレーの駅は、持ち込み不可なのでご注意を。
(「水口石橋駅」は、2019年5月15日現在、持ち込み可能となっています)
※本記事は、東近江市の魅力的なもの・こと・ひとを紹介する地域情報冊子『そこら』の
企画をもとに、作成させていただきました。
『そこら』は、東近江市内の図書館(7館)で配布。年1回発行されています。
(写真提供 谷佑一郎・文 しがトコ編集部)
「近江鉄道サイクルトレイン」の詳細
- 持込可能区間
- 彦根・多賀大社線(米原駅~多賀大社前駅)
湖東近江路線(高宮駅~八日市駅)
水口蒲生野線(八日市駅~貴生川駅)
※彦根駅・万葉あかね線(八日市駅~近江八幡駅)の各駅は利用できません。 - 利用日
- 年末年始を除く毎日
- 利用時間
- 平日:9時~16時 土日祝:終日
- 乗車車両
- 利用時間内のすべての列車(後部車両)にて利用可能
- その他
- 5人以上で乗車する場合は事前連絡すること
- 公式サイト
- 近江鉄道