【滋賀に気づいた人interview#001】
立命館大学びわこ・くさつキャンパスに在学中に、
高島の自然を大好きになった河野さん。
就職活動をしている自分に違和感を覚え、
自分の生きる道は、大好きな高島の自然の中にあると気づきました。
現在は、高島市にある農業公園・マキノピックランドに就職し、
心も仕事も豊かな暮らしを実践しています。
始まりは大学時代の体験から
―――河野さんは愛知県の出身なんですよね?
そうなんです。愛知県が地元なんですが、大学を決めるタイミングで滋賀県草津市にある立命館大学に進学しました。もともと関西弁が好きだったので京都や大阪に暮らしたいと思ってたんですが、受かった大学は滋賀県にある。でも京都の隣だし、関西弁だし「よし、ここだ!」と決めました。関西弁が好きという理由で、滋賀に来てしまいました(笑)。
―――移住するぞ!と決めた理由は?
実際に移住を決めたのは就職活動がきっかけでした。自己分析にエントリーシート、スーツを着て東京や大阪を歩き回ったり、自分を取り繕うことに違和感を感じたり…。そんな毎日につかれた時、ふと「自分にとって豊かな生活ってなんだろう?」と思ったんです。そこに気づいたらもう決断は早かったですね。
「高島に移住したい」と、大学時代のボランティアでお世話になった集落の方に相談すると、空き家を案内してくれました。それが、築100年ぐらいの立派なお屋敷!「借り手がいないから2万円でいいよ」と。それまで1ルームで暮らしていた僕には夢のような話でした(笑)
※「滋賀に気づいた人interview」は『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式の移住ポータルサイト『滋賀ぐらし』で公開されています。