カルチャー

自然と一体になるワクワク感!琵琶湖につながる水郷をSUPでめぐる非日常体験をレポート

【しがトコPR:びわ湖ワークショップ/水郷SUP】

大自然の迷路のような、水郷を進むワクワク感!
日本の原風景が今なお残る近江八幡で
琵琶湖をより身近に感じ、楽しめるプログラムとして
「自慢したくなる!びわ湖ワークショップ」と題した
水郷SUPが開催されました!

水郷が琵琶湖に関係あるの?と疑問に思う人もいるかもしれません。
じつはコースの一部「西の湖」は、琵琶湖への水路をもつ
「内湖」と呼ばれる湖。
琵琶湖水系の豊かな自然を肌で感じられる場所なんです。

3つのテーマで実施するワークショップの第一弾として
おこなわれた、水郷SUP。

青々と群生するヨシも、迫力満点!
冒険気分の一日を過ごしてきました。

ゆたかな自然と水郷を体験できる、人気のアクティビティ

水郷ヨシ原

水郷SUPが楽しめるのは、
近江八幡市の「西の湖」を中心とした水郷エリア。

西の湖は琵琶湖へと続く水路を持つ「内湖」と呼ばれる湖。

織田信長が城を築いた安土山の西側にあることからその名がついた
西の湖の周辺には、昔ながらのおだやかな風景が広がります。

サンセットSUP

海や湖での広い水辺でのSUPとは違い、
すぐそばに自然を感じながら水路を進んでいく水郷SUP。

夕暮れのマジックアワーにおこなわれる「サンセットクルーズSUP」は
こんな幻想的な風景が広がります。

ここでしか感じられないワクワク感たっぷりの
アクティビティとしていま注目を集めています。

ワークショップにはNBCメンバーも参加

NBCメンバー撮影

今回のワークショップには、琵琶湖の魅力を発信する
若手クリエイターズチーム『NEXT BIWAKO CREATORS(略・NBC)』も参加。

メンバー選定は高校生以上25歳以下で、滋賀・京都・大阪など
『琵琶湖・淀川流域圏』に居住、出身
という条件のもと行われ、結果13人の若者が選ばれました。

今回、参加したのはそのうちの5名。
2チームに分かれてSUP体験と撮影を交代しながら、
この日の様子を撮影しました。

ドローン

中にはドローンを飛ばしてくれたメンバーも!

彼らの作品は、滋賀県環境政策課の公式Instagram(@biwakatsu_shiga)にて、順次発信中!

ここからは、NBCメンバーが撮影してくれた写真をまじえながら
当日の様子をお届けします!

観光船と同じルートをSUPで進むワクワク感

船着場

楽しみにしていた体験の日、集合したのは船のりば。
水郷めぐりの観光船が運行されている
「島真珠水郷観光船」の一画がSUPの拠点になっています。

船の航路と同じ水路をSUPで進むなんて、
なかなかできない体験ですよね。

看板

水郷SUPが体験できるのは、
「ASOBIWA CHOMEIJI GATE(アソビワチョウメイジゲート)」。

自然豊かで歴史深い近江八幡ならではの新たな遊びを提案する、
水郷を知り尽くしたプロフェッショナルのみなさんが
ガイドをつとめてくれます。

パドル練習

水上に出る前に、まずは陸の上でレクチャーを受けます。
ライフジャケットをつけたあとは、
注意点などをていねいに説明してもらい、
パドルを受け取ります。

背丈ほどもある長いパドルは、手にするとなかなかの迫力。
ボードの上に座った状態を想定して漕ぐ練習をします。

スタート
photo by 諸岡鮎美

レクチャーが終わったら、いよいよ水上へ漕ぎ出します!
いきなり立った状態から乗るのではなく、浮橋の間で固定され、
座った状態から水面へ漕ぎ出せるので安心です。

万が一、水に落ちても水深が浅いので心配無用。
SUPボードが大きく安定感があるのも、初心者には嬉しいポイントです。

立膝
photo by 大西ひなた

次は立膝の状態へ。
ガイドのみなさんが見守る中、水の流れをつかみながら進んでいくと、
少しずつ緊張もほぐれてきました。

周りを見たり風を感じる余裕が出てきたころに、
ヨシの群生エリアへと進んでいきます。

冒険感たっぷり!生い茂るヨシ原を抜ける

ヨシ原
photo by 内海なつみ

ヨシは、家屋の屋根や日よけの葦簀(よしず)の材料になるほか、
水辺の生態系に大きな役割をもつイネ科の植物。

たしかに、まっすぐな葉は水田の稲にも似ていますが…

ヨシ原

近づいてみるとこの大きさ!
葉が生い茂る様子はまるでジャングル。
想像以上の迫力です。

3mほどに成長した生い茂るヨシの間を進むと、
まるで自分がミニチュアサイズになったよう!
ヨシに圧倒されながら、パドルを漕いでいきます。

都市部と琵琶湖をつなぐ、西の湖のヨシ

よしの大龍神

今回の体験では、思いがけず都市部と琵琶湖のつながりを
強く感じる出来事がありました。

体験コースの途中に建立する「よしの大龍神」。
水郷の安全を見守り続けているお社に
SUP体験の無事を祈っていると、一艘の船が近づいてきました。

龍神のよし

船には刈り取られた大量のヨシの束が。
これは日本三大祭のひとつ、
大阪天満宮「天神祭」に奉納されるもの。

ヨシは高さ約5メートル、幅5メートルの「大茅の輪」の材料となり、
7月24日、25日に境内の大手門に取りつけられます。

都市部の人たちにも琵琶湖の恵みと
豊かな自然環境を守る大切さを知ってもらうため、
近江八幡和船観光協同組合が平成10年から奉納しているそう。

このあと奉納の神事がおこなわれ、ヨシは大阪へ運ばれていきました。
天神祭へ行く人は、ぜひ大手門に注目してみてくださいね。

広い水辺

水郷を抜け、ひらけた水辺に到着!
この頃にはすっかりSUPにも慣れて、パドルを両手にパチリ。


photo by 近田優輝

こちらはドローン撮影した水郷のようす。

幅の狭い場所から、開放感たっぷりのエリアまで、
西の湖周辺の自然を存分に感じられる、
大満足のSUP体験となりました!

琵琶湖につながる場所で、その豊かさを感じる


photo by 桂優斗

琵琶湖をより身近に感じ、楽しめるプログラム
「自慢したくなる!びわ湖ワークショップ」。

琵琶湖に足を運んで水遊びをしたりゴミ拾いをすることだって、
もちろん“琵琶湖を身近に感じる”ひとつ。

ですが今回は「琵琶湖と繋がる西の湖」という環境で
周囲の豊かな自然、水郷文化や都市部とのつながりを感じるという、
さらに視点を広げた体験ができました。

びわ湖ワークショップ参加者募集中です!

琵琶湖を感じ、琵琶湖を楽しめるワークショップ。
今回の水郷SUPに続き、8/27(日)には、
琵琶湖に浮かぶ小さな島「沖島」で、
地元のお母さんたちと一緒に
郷土料理の『エビ豆』づくりを体験するワークショップが開催されます!

琵琶湖に浮かぶ島に人が暮らす「沖島」は
車も走っていない、静かな漁師町。
船に10分乗ればそこには島時間が流れています。

沖島のお母さんたちと一緒に地元の味を体験したら、
の〜んびり島散策もおすすめです。

しがトコ編集部のメンバーも参加するので、
わいわいと、気軽に体験してみませんか?ご応募おまちしています!

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提供:滋賀県琵琶湖環境部環境政策課

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