カフェ・お店

宝石のようなマカロンに心奪われる!マカロン・ショコラ専門店『FUSE(フューズ)』

【FUSE(フューズ)/滋賀県大津市】

ショーケースに並ぶ色とりどりのマカロンに思わずため息。
琵琶湖から徒歩1分の場所にある『FUSE(フューズ)』は、
大津市島の関にあるマカロンとショコラの専門店です。

お店を営むのはパティシエのアジア大会で
優勝したこともある布施さん。
世界で戦ったパティシエがケーキではなく、あえて
マカロンとショコラにこだわった理由とは?

琵琶湖まで徒歩1分!住宅街の一角に佇むマカロン・ショコラ専門店

大津市島の関、閑静な住宅街の一角に
2022年12月にオープンした
マカロン・ショコラ専門店『FUSE』。

「琵琶湖のように大きな器で、食材や色んなものを
自分らしく受け入れ、循環し、
お菓子やコミュニケーションを表現していきたい」。
そんな想いが込められたロゴがお店の目印です。

マカロンの鮮やかさに胸が弾む”映え”空間

店内に入るとまず目に飛び込んでくる、鮮やかなマカロン!
ショーケースがまるで宝石箱のようにキラキラ輝いています。

お店は売場と工房が直結した作りになっていて
目の前でマカロンが作られていく様子を見ることができます。

なにより店員さんが目の前にいるので
「このマカロンはどんな味?」「今は何を作っているの?」
と話しかけやすいのもFUSEならでは。

オーナーシェフはホテルやレストランでパティシエ経験も

「僕がお客さんといっぱい喋りたいんです」。
と話すオーナーシェフの布施文彦さん。

ホテルやレストランでパティシエとして働き、念願の自分のお店をオープンしました。
ホテル勤務のときはお客さんと会う機会がなかったと話します。

「それがすごく淋しくて…。
お客さんと喋って、その場で反応が見られるお店にしたくて
売り場と工房を一緒にしたんです」。

技術があるからできる新しいマカロンのカタチ

じつは布施さん、洋菓子の技術と技を競うアジア大会に
日本代表として出場し、優勝した経歴をもつほどの
凄腕のパティシエなんです。


(FUSE提供)

そんな布施さんが作り出す
マカロンの特徴は何といっても断面の美しさ!

一般的なマカロンはチョコレートをベースにした
「ガナッシュ」と呼ばれるクリームを挟みますが
FUSEのマカロンはガナッシュのほか
コンフィチュール(果物をシロップで煮たもの)や
素材を2層仕立てにして、断面美も楽しめます。


(FUSE提供)

ケーキやクッキーといった基本の”洋菓子技術”と
コンテスト出場経験で培われた”魅せる技術”をもった
布施さんのオリジナルマカロン。

ひと口目とふた口目で違った味わいが楽しめ、
今までのマカロンの概念が覆される、
ケーキのような新感覚のマカロンです。

フードロスや環境に配慮したお店づくり


(FUSE提供)

「じつは僕、お店をやるまでマカロン作ったことなかったんです」
と笑いながら話す布施さん。

え?それなのに、なぜマカロン専門店だったんでしょう??

「これまでずっとたくさんのお菓子を作ってきて、
賞味期限切れでたくさん廃棄されるお菓子をみてきました。
お菓子をもったいなくしたくない。
そう考えた結果、生菓子でなく
日持ちするマカロンとショコラにたどり着いたんです」。

「ただ、最初の頃はマカロンを作ったことがなかったから
たくさん失敗もしてね…」と苦笑する布施さん。

でも、そこは洋菓子で培った技術で、
失敗したマカロンをクッキーにリメイク!

フードロスにこだわった結果が
マカロン・ショコラ専門店だったのです。

夏限定のジェラート!オーナーの琵琶湖愛がマカロンにも!

お店から琵琶湖までは徒歩1分の距離。
湖岸で食べたい、夏限定のジェラートも誕生しました!
ジェラートに添えられたマカロンには
琵琶湖がデザインされています。

注文した人はみんなジェラートを受け取ると
急いで琵琶湖に向かうのだとか。
こんなロケーションで写真が撮れるのも、
琵琶湖のすぐそばにあるFUSEならではの魅力。

お店に専用駐車場がないので、車の場合は
大津湖岸なぎさ公園の「おまつり広場駐車場」がおすすめ。

たくさんの想いがこめられた、こだわりのマカロン。
穏やかな琵琶湖を感じながら味わってみてください。

(文・写真 しがトコ編集部)

『FUSE(フューズ)』の詳細情報

住所
滋賀県大津市島の関12-11
営業日
木、金、土曜日
営業時間
11:00〜18:00
instagram
https://www.instagram.com/fuse_macaron_chocolat/

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