お知らせ

3000人以上の来館者で賑わった『美の滋賀BACKSTORY』をレポート!

守山市立図書館

【美の滋賀BACKSTORY/レポート】

2月2日(土)に守山市立図書館で開催した『美の滋賀BACKSTORY』
当日の来館者は約3000人!
熱気に溢れた会場では、
あちこちで歓声や笑顔が溢れていました。
そんな賑やかなイベントの様子をレポートいたします!

開演と同時に、満席に!

入り口
『美の滋賀BACKSTORY』は、しがトコが発信するアートイベント。
作家さんの商品が購入できる作家市やワークショップ、
滋賀のアートシーンがわかる活動紹介や、
切り絵作家によるインスタレーションをはじめ、
滋賀県のアートに関する”おもしろい”が図書館に大集合しました。

会場
10時の開演と当時に、会場はあっとう間に満席に。

団体紹介の装飾1
見上げると、天井にはカラフルなポスターが吊り下げられ、
なんだかお祭りのような楽しい雰囲気!
今回のイベント参加者の名前が、ポップにデザインされています。

団体紹介の装飾2
裏側にまわると、それぞれを紹介するキャッチコピーが。
じつは、イベントのテーマである「BACKSTORY」は、
それぞれの背景にある物語を伝えたいという思いから名付けられたもの。
アート活動も作品展示も「なぜそれをしようと思ったのか?」
そのストーリーを少しでも伝えるべく、さまざまな”言葉”が会場の
いたるところに、展示されています。

登壇者
そして、いよいよイベントがスタート!
最初の講演は『滋賀の風景の魅力にせまるトークセッション』と題して、
立場の異なる3人が、さまざまな視点から滋賀の風景について語ります。

登壇者

メンバーは(右から)しがトコ編集長の亀口美穂、写真家の辻村耕司さん、
そのお隣はフォトグラファーであり文学研究者の別所隆弘さん。

しがトコ代表
そして、司会はしがトコ代表の林正隆。

それぞれの視点で語る滋賀の風景

登壇者2
被写体の美しさを瞬時に切り取って、
予想もしなかった景色を見せてくれる別所隆弘さん。
びわ湖大花火大会の写真をスライドで見ながら、
撮影場所やシャッターを押した時の様子を話します。

別所隆弘氏
「まだ誰も見たことのない景色を撮りたい」という別所隆弘さん。
見た人をハッとさせる感動的な写真を生み出し、
被写体そのものが秘めていた魅力を次々と発掘。
そして発掘した風景写真は、SNSを通じて多くの人の心を揺さぶり、
あたり前の日常の中に「何を見るか?」という
新たな”視点”が生まれるきっかけにもなっています。

辻村耕司氏
一方の写真家、辻村耕司さんは近江の伝統や文化をアーカイブするべく
滋賀県各地の奇祭をライフワークとして撮影しています。
「美の滋賀マンダラ」と名付けられたパンフレットを見ながら、
千年の美、百年の美、現在の美について
写真家としての視点から話します。

会場2
会場のみなさんが振り返って見ているのは、
辻村耕司さんが撮影した東光寺(滋賀県守山市)に残る「天女の瓦」。
江戸時代の末に近江八幡で造られたものなんだそうで、
大きく展示された「天女の瓦」にみなさん見入っていました。

参加者の声
写真好きのみなさんが多く参加していた今回のイベント。
近江鉄道の風景をライフワークとして撮影するなかむらさんは
「撮影場所は、自宅から5分の距離ですが非日常の景色がそこにある。
写真を通して地元の美しさを再発見しています」と話してくれました。

滋賀の美しさ
会場内には、しがトコの作品展示も。
「僕らの暮らすこの滋賀は思っているより美しい」。
あたり前の日常に、じつは大切なものがある。
「ローカルメディアとして、そんなメッセージも一緒に伝えていきたい」
と、しがトコ編集長の亀口。

会場の外にもたくさんの人が

別所隆弘氏サイン会
トークセッション終了後は、新刊の発売を記念して
別所隆弘さんのサイン会も実施。
会場のブックカフェには、長蛇の列ができていましたよ。

ビワコットン
入り口付近の広場では作家市も!

洞智子
琵琶湖博物館などでも採用されている
イラストレーター洞智子さんの作品も登場です。

アロマ
アロマキャンドルや、革製品をはじめ
オリジナルの作品がずらりと並んでいました。

切り絵
米原在住の切り絵作家、早川鉄兵さんのポストカードも。

音楽ライブや観音ガールのトークショーも!

よしこストンペア
トークショー終了後のメイン会場では、
「よしこストンペア」のライブが始まっていました。
小川賀子さんと、イシダストンによる”びわ湖夫婦”のよしこストンペアですが、
相方のよしこさんがなんとインフルエンザでこられず。

イシダストン
急遽ストンさんだけの演奏となりましたが、ゆるく心地いい音楽が、
会場にリラックスムードを運んでくれていました。

観音ガール
ライブの後は、長浜在住の観音ガール。對馬佳菜子さんによるトークショーです。


滋賀の“ホトケさま”について、誰にでもわかりやすい言葉を選びながら、
愛情たっぷりに語ってくれる姿は、どことなく観音様のよう(?!)

観音ガールのスライド
「ホトケさまはパワーコントローラー」
この言葉だけで、なるほど〜!と閃くような発見。
難解なホトケさまの世界を、今に置き換えてくれるので
会場のみなさんも、頷きながら話しに聞き入っていました。

光に溢れた切り絵のインスタレーション


図書館内の別の部屋では、米原在住の切り絵作家、
早川鉄兵さんによる「光の森」が展示されていました。


次から次へとお客さんが押し寄せて、小さな展示会場は
常に人で溢れていました。「繊細な動物の切り絵に感動した」
という人や、「この世界観が大好き!」という声も。

作家さんから教わるワークショップ

早川鉄兵氏
そんな早川鉄兵さんのワークショップも開催されました。

切り絵作業
「集中して疲れたけど、出来上がった時の達成感がすごい!」などなど
早川鉄兵さんのワークショップを通じて、切り絵の面白さにハマったようです。

木彫り作業
そして、彦根仏壇の彫刻技術を受け継ぐ、
伝統工芸士・井尻一茂さんのワークショップも!
彫刻刀を使いながら、大人から子どもまで
みんな楽しそうな表情で、木彫りのブローチを作っていましたよ。

滋賀県内のアート活動を紹介

アサダワタル氏としがトコ林
イベントの最後は、滋賀県の「平成30年度地域の元気創造・暮らしアート事業」
の一環として活動する県内のアート事情を紹介。

アサダワタル氏

コーディネーターのアサダワタルさんをお招きして、
「おうみ映像ラボ」「BIWAKOビエンナーレ」「長浜生活文化研究所」
「グラスアート展IN長浜実行委員会」「湖北アール・ブリュット展推進会議」
「成安造形大学」「CAF.Nびわこ展実行委員会」「安土にぎわいまちづくり実行委員会」
8団体の活動内容について、各主催者のみなさんから紹介がありました。


BIWAKOビエンナーレからは、総合ディレクターとして活躍する
NPO法人エナジーフィールドの中田洋子さんが登壇。


2018年に近江八幡市内の古民家を
会場に発表された数々の作品がダイジェスト映像で紹介されました。

★関連記事 見て、触れて、感じる!町屋とアートの融合『BIWAKOビエンナーレ2018』開催中!

成安造形大学
成安造形大学からは、“身体”をテーマにした作品が展示されたアートイベント
『playing BODY player』についての紹介がありました。

★関連記事 「身体は表現の原点だ!」成安造形大学・秋の芸術月間『playing BODY player』が始まりました!

近江映像ラボ
古いフィルムに残る時代の貴重な映像を発掘し、
滋賀県各地で「8ミリフィルム上映会」を開催する「近江映像ラボ」。

近江映像ラボ2
その様子をスライドで紹介。貴重な映像も見ることができました。

★関連記事 フィルムで“昭和”が蘇る、おうみ映像ラボ「フィルム映像上映会」が今週末に開催!

CAF.Nびわこ展実行委員会
びわ湖から発信する現代美術をコンセプトに、
開かれた会場で作品を展示し、アート初心者から上級者まで
誰でもが気軽にアートを楽しめる空間作りにこだわるCAF.Nびわこ展実行委員会。
刷り上がったばかりの図録を手に、展示作品やイベント来場者について話してくれました。

★関連記事 50作品の美術の渦!圧倒的な迫力を体感する『CAF.Nびわこ展』

さいごに

美の滋賀BACKSTORY

さまざまな感性が図書館に集う、1日限りのアートイベント『美の滋賀BACKSTORY』。
写真、切り絵、彫刻、映像・・・。表現の手段は多種多様、
完成した作品だけを見て感じることもあれば、伝わりきらない繊細な思いも
きっとそこには隠されているはず。
だからこそ「なぜそれをしようと思ったのか?」と根本を語ってもらうことで、
よりその作品が生き生きと、身近に感じられるかもしれない。
そんな思いから企画したアートイベントでしたが、大盛況のうちに終えることができました。

イベントに行ったよ!というみなさんからは、
「滋賀って本当にいいところなんだと思った!」
「いろんな滋賀を写真を通じて発信していきたい」と改めて感じたという声や、
「さまざまな作家市から滋賀の魅力に触れることができた」という人、
「専門的な視点ではなく、わかりやすく観音を語ってもらって楽しかった!」
「切り絵の世界に魅了された」などなど、
たくさんの声が#しがトコ #美の滋賀BACKSTORYのハッシュタグとともに
SNSにアップされていました。

残念ながらイベントに参加できなかったというみなさんにも
会場の雰囲気がすこしでも伝わりますように!
そんな願いとともに『美の滋賀BACKSTORY』のイベントレポートは、
これにておしまい。みなさんも、自分だけの”視点”を大切にしつつ、
日常の中に潜む滋賀ならではの美を見つけたら
様々なカタチで発信して、自由にアートを楽しんでいきましょう!

(写真:辻村耕司、中村圭吾、山崎基生/文:しがトコ編集部)

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